Festina Lente
プロフィール
Festina Lente(フェスティナ・レンテ)は研究・教育実践の中での確かな「知」を模索、検討、共有する場として作られました。専門分野と担当科目の異なる大学教員、学校教員、予備校講師、塾講師が参加しています。
講演会映像視聴
教育研究会Festina Lenteで過去開催しました講演会映像をご視聴いただけます(有料)。
ご購入をご希望の方は下記メールアドレスまでご連絡ください。
festinalente.libertas@gmail.com
阿部公彦先生 講演会『<理想のリスニング>とこれからの英語教育』
西村義樹先生 講演会「文法と意味、文法の意味:認知言語学の視点」(『オー・ヘンリーで学ぶ英文法』出版記念 )
野中大輔先生 講演会『言語学という選択肢』
野中大輔先生 講演会「『豊かな文法』のための言語学入門:日本語を見つめて英語に生かす」
講演予定者、記事執筆者
Festina Lente主催で開催致します講演会の講演予定者の方々、公式noteアカウントからの書き下ろし記事の執筆者を発表致します。
【講演予定者一覧】
Festina Lente講演会の講演者の方々です。
阿部公彦先生(東京大学)
大名力先生(名古屋大学)
小川公代先生(上智大学)
下地・ローレンス・吉孝先生(ハワイ大学)
北村一真先生(杏林大学)
小池陽慈先生(河合塾)
鴻巣友季子先生(翻訳家)
西村義樹先生(東京大学)
野中大輔先生(工学院大学)
【note記事執筆者一覧】
Festina Lente公式noteアカウントからの書き下ろし記事の執筆者の方々です。
北村一真先生(杏林大学)
野中大輔先生(工学院大学)
小池陽慈先生(河合塾)
土井諭先生(河合塾)
山崎竜成先生
野中大輔先生 講演会映像販売予定
2022年3月20日に開催されました野中大輔先生の講演会
「『豊かな文法』のための言語学入門:日本語を見つめて英語に生かす」の映像販売を開始いたします。
価格:1,000円(税込)
お申し込み方法などにつきまして近日ホームページで公開いたします
安達雄大先生講演会開催
河合塾現代文科の安達雄大先生の講演会を開催いたします。
日 時:2022年10月30日日曜日 15:00-17:00 講演は延長の可能性がございます。
形 式:対面開催+オンラインライブ中継(アーカイブ映像は一定期間録画でご覧になれます)
参加費:2,000円(税込)
会 場:渋谷アットビジネスセンター
西村義樹先生講演会 開催
『オー・ヘンリーで学ぶ英文法』出版記念 西村義樹先生 講演会「文法と意味、文法の意味:認知言語学の視点」を開催いたします。
日 時:2021年3月20日(土)18:00-20:00 講演は延長の可能性がございます。
形 式:オンライン(Zoom) 参加費:2,200円(税込) 講演映像は一定期間録画でご覧になれます
以下、西村先生からの内容紹介です
文法と意味、文法の意味:認知言語学の視点
西村義樹
コミュニケーションを重視する外国語教育(学習)でも、小中高の国語の授業でも、文法の評判はひどく悪いようです。「日本人は文法にこだわりすぎるから英語(あるいは外国語一般)がうまく使えるようにならないのだ」とか「日本語(あるいは母語一般)は学校で文法なんか習う前からちゃんと使えるようになっているのだから、言語の運用能力を身につけるためには文法の知識など必要ないのだ」などという声はよく耳にしますし、そういう意見に強い説得力を感じる人も多いように思えます。
それでは、文法がこんなに不人気なのは仕方のないことなのでしょうか?私のように昔から文法が(英文法だけでなく日本語文法も)大好きで、ついには文法についていろいろと考えることを生活の一部(ひょっとすると大部分)にしてしまった人間はタデ食う虫のような存在なのでしょうか?この際自分のことは考えないでおくとしても、私にとって掛け替えのない文法は本当にここまで悪者扱いされざるをえないのでしょうか?そもそも文法はコミュニケーションと相反するものなのでしょうか?
文法が好きだという理由からだけではなく、私は決してそうではないと考えています。文法はその本質(のいくつかの面)さえわかれば、言葉に少しでも関心を持つ人なら誰にでも、驚くほど魅力的な姿を見せてくれるだけでなく、コミュニケーション(およびおよそあらゆる言語活動)において欠くことのできない重要な役割を果たしていることが見えてくると確信しているからです。今回は、認知文法という言語理論の視点から(できれば英語や日本語の身近な現象をめぐって)以下のようなテーマを取り上げながら、「文法の意味」について考察してみたいと思います。
(1)そもそも(言語学者の言う)文法とは何なのか? (2)言語を用いた意味(メッセージ)の表現・伝達に文法は必要なのか? (3)異なる言語間の文法の違いとその言語を話す人たちの思考様式の違いには何か関係があるのか?(4)文法と語彙はどのように関係しているのか?例えば、語の意味と語の文法的な特徴の間にはどのようなつながりがあるのか?
参加してくださる方々の多くは英語を教えていらっしゃると伺っているので、英語で書かれた認知文法の重要な基本文献の一部を読み解く経験も共有させていただければと考えています。
お申し込み(銀行口座へのお振込方式。手数料はご負担いただきます。)こちらのメールアドレスへ件名に「講演会」とご記入頂いてメールをお送りください。 festinalente.libertas@gmail.com
パスマーケットでのご購入はこちらからです
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02m49p8a9ri11.html
鴻巣友季子先生講演会 開催予定
翻訳家の鴻巣友季子先生の講演会を開催致します。日程は調整中ですが、詳細につきまして、決定次第また告知させて頂きます。
Festina Lente講演会映像発売
2019年11月に開催されました野中大輔先生の講演会『言語学という選択肢』の講演映像を発売致します。
価格 1,500円
お申し込みは下記のメールアドレスへ件名に「言語学」とご記入いただいてメールをお送り下さい。
festinalente.libertas@gmail.com
慶應義塾大学の平沢慎也先生による紹介文を下記にて掲載致します。
野中大輔(2019)『言語学という選択肢』紹介文
この講演は,英語を学んでいる僕たちに選択肢を与えてくれる。言葉との戯れを楽しんでみるという選択肢だ。テストで良い点を取るためでもなく,「ラクして1週間で英語ネイティブ☆」になるためでもなく,ふと立ち止まって,ゆっくり考えて,疑問を頭のなかでコロコロと転がしてみる。その手本を示してくれる。
たとえば文法のこと。人は文法を必要・不要と言うけれど,そもそも文法って何だろう? ちゃんと英語を使いこなせるようになるための文法ってどんなものだろう? そして単語のこと。「旗を振る」「さいころを振る」「塩を振る」…同じ「振る」でも結構違う。どうして日本語母語話者は日本語の多義語に悩まされないのだろう? 英語の辞書の多義語ページはあんなにもおぞましく立ちはだかっているというのに。そもそも母語話者は単語を文法に当てはめて喋っているのだろうか?
言葉の裏方に潜むシステムについてのこうした疑問に答えを出すためには,ある種の特別な勉強が——つまり言語学という分野の勉強が——必要になる。母語を使いこなせているからといって,言葉のシステムをちゃんと分かっているわけではないのだ。勉強というと大変そうだが,そんなことはない。この動画に収録されている会場の笑い声と,頻繁に紹介・引用される言語研究者同士のノリ良く弾む日常会話が示しているように,その勉強はただただ楽しいのである。とはいえ,言語学の第一歩を踏み出すかどうかは皆さん次第である。なにせこの講演は言語学をあくまでも選択肢として提示しているのだから。
(慶應義塾大学 平沢慎也)
野中大輔先生の講演会の内容を少し別の角度から掘り下げた、野中先生のnote記事『言語学という選択肢、いかがですか』は下記のリンクからご覧頂けます。ぜひお読みください。
Festina Lente英文解釈記事Ⅰ発売
『英文解体新書-構造と論理を読み解く英文解釈』(研究社)の著者である北村一真先生の「英文解釈」のnoteシリーズ第一弾がFestina Lente公式アカウントより刊行されました。是非お読み頂ければ幸いです!
https://note.com/festinalente1028/n/nfeb13091480d
『英文解体新書-構造と論理を読み解く英文解釈』(研究社)
西村義樹先生講演会御礼
『オー・ヘンリーで学ぶ英文法』出版記念 西村義樹先生 講演会「文法と意味、文法の意味:認知言語学の視点」が2021年3月20日に開催され、沢山の方々にご来場頂き盛況裏に終えることができました。御来場頂いた方々に心より感謝申し上げます。また御協力頂いたすべての方に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。また次回講演にご期待下さい。
Festina Lente事務局
阿部公彦先生講演会御礼
東京大学の阿部公彦先生講演会『<理想のリスニング>とこれからの英語教育』が11月24日に開催され、沢山の方々にご来場頂き盛況裏に終えることができました。御来場頂いた方々に心より感謝申し上げます。また御協力頂いたすべての方に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。また次回講演にご期待下さい。
Festina Lente事務局
北村一真先生講演会御礼
『英文解体新書』『英語の読み方』の杏林大学の北村一真先生の講演会が2021年8月22日に開催され、沢山の方々にご来場頂き盛況裏に終えることができました。御来場頂いた方々に心より感謝申し上げます。また御協力頂いたすべての方に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。また次回講演にご期待下さい。
Festina Lente事務局
野中大輔先生講演会御礼
国立国語研究所の野中 大輔先生の講演会が11月24日に開催され、沢山の方々にご来場頂き盛況裏に終えることができました。御来場頂いた方々に心より感謝申し上げます。また御協力頂いたすべての方に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。また次回講演にご期待下さい。
Festina Lente事務局
下地ローレンス吉孝先生講演会御礼
『「ハーフ」ってなんだろう あなたと考えたいイメージと現実』(平凡社)出版記念 下地ローレンス吉孝先生講演会が6月13日に開催され、沢山の方々にご来場頂き盛況裏に終えることができました。御来場頂いた方々に心より感謝申し上げます。また御協力頂いたすべての方に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。また次回講演にご期待下さい。
Festina Lente事務局
西村義樹先生講演会御礼
『オー・ヘンリーで学ぶ英文法』出版記念 西村義樹先生 講演会「文法と意味、文法の意味:認知言語学の視点」が2021年3月20日に開催され、沢山の方々にご来場頂き盛況裏に終えることができました。御来場頂いた方々に心より感謝申し上げます。また御協力頂いたすべての方に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。また次回講演にご期待下さい。
Festina Lente事務局
新着情報
新着情報
北村一真先生講演会御礼
杏林大学の北村 一真先生の講演会が10月27日に開催され、沢山の方々にご来場頂き盛況裏に終えることができました。御来場頂いた方々に心より感謝申し上げます。また御協力頂いたすべての方に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。また次回講演にご期待下さい。
Festina Lente事務局
英文法のHarmony 番外編 前置詞・副詞演習 300のnote版発売開始
英文法のHarmony 番外編:前置詞・副詞演習300発売
Festina Lenteより『英文法のHarmony 番外編 前置詞・副詞演習 300』(山崎竜成、駒橋輝圭 共著)の販売を開始致します。(価格:400円)
(お申込み方法)
下記のアドレスへ件名に「Harmony番外編」とご記入の上メールをお送り下さい。
Festina Lente公式noteマガジン刊行開始いたしました
Festina Lente公式noteマガジンが出来ました。『大学受験のための読書案内・1』(現代文講師 小池陽慈)『英文法のHarmony』シリーズなど会員の記事をまとめてお届けして参ります。是非ご覧ください!
https://note.mu/festinalente1028/m/mdecc4080bb97
英文法のHarmony 番外編 前置詞・副詞演習 300のnoteが販売開始されました。
よろしくお願いいたします。